ロップイヤーバニー(ラビット)のペット保険

ロップイヤーバニー(ラビット)
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このページでは、垂れ耳と丸い鼻が特徴のロップイヤーバニー(ラビット)の特長やなりやすい病気などから最適なペット保険を比較検討するために情報をまとめました。ロップイヤーバニー(ラビット)のペット保険をご検討の際にご利用いただければ幸いです。

ロップイヤーバニー(ラビット)とは

ロップイヤーバニーは、食用・毛皮用として家畜化されていたスペイン原産のアカウサギを改良、小型化して生まれた品種です。
日本ではネザーランドドワーフ(最も小さなペット用うさぎ)と人気が分かれ、代表的な純血種のうさぎです。
またロップイヤーにはいくつかの種類があります。

ロップイヤーバニー(ラビット)の寿命

ロップイヤーバニーの寿命は、一般的におよそ5~7年ほどといわれています。
ただし、健康状態や餌の種類・与え方、衛生管理などの状態によっては10年以上長生きするものもいれば、1年未満の短い寿命のものもおり飼育環境によって寿命は大きく増減します。。
長生きさせるには、定期的に動物病院で健康診断をうけ細かな異常を把握し治療することが大切です。

ロップイヤーバニー(ラビット)の種類

種類としては、70cmもの長い耳を誇るイングリッシュロップが、ペット用として先に改良されました。
フレンチロップは、イングリッシュロップとバタフライラビットをかけ合わせた品種で、キック力が強いという特徴があります。
ホーランドロップはロップイヤーバニーの中でも最も小さく、ミニロップとも呼ばれます。
フレンチロップとネザーランドドワーフをかけ合わせた品種です。
アメリカンファジーロップは毛先が長いうさぎです。
ホーランドロップとアンゴラウサギを交配したファジーホーランド種になります。
そしてロップイヤーバニーの中で最も新しい品種が、ライオンロップです。

ロップイヤーバニー(ラビット)の販売価格

種類によって毛並みの色や大きさなどが異なり、販売価格も変わってきます。
価格帯では、ホーランドロップという種類で約2万円~3万円です。
血統書付きであるか、生後何ヶ月かなどによっても価格は違います。
稀に、飼育放棄されたロップイヤーバニーが保護動物サイトに載ることもあります。

ロップイヤーバニー(ラビット)の容姿と特長

ロップイヤーバニー(ラビット)の特徴は、耳が長く垂れていることとペルシャ猫の鼻にも似た潰れたような鼻先です。
子ウサギの時点では、耳が垂れないこともありますが、成長とともに垂れます。
耳が長いおかげで体温放出にも役立っています。
聴覚が向上するというメリットもあるでしょう。
顔の形は丸くて愛らしく、人なつっこい性格はペット用に向いています。
体重は種類によって異なり、小さいホーランドロップで1.8kg前後が相場です。
大型のフレンチロップになると、6kgを超えるものもいます。
体長もそれぞれ違いますが、だいたい30cm〜50cmです。

ロップイヤーバニー(ラビット)の毛並み

毛並みについて、1色構成のうさぎは「セルフ」や「ソリッド」と呼ばれます。
そしてお腹に向かって色がグラデーションになっており、耳や足、しっぽの色が濃いものが「シェイデッド」です。
シェイデッドの種類には、「サイアミーズ」や「セーブルポイント」などがあります。
白ベースで、所々に異なる色が混じっているのが「ブロークン」です。
そのほかにも 斑点状のぶちがある「スポッテドパターン」 、帯状の模様が「ブランケットパターン」です。
パンダの模様に似ていることから「パンダウサギ」 と呼ばれるものもあり、これらすべてロップイヤーバニーになります。

ロップイヤーバニー(ラビット)の性格

ロップイヤーバニーは、オスとメスで性格が異なります。
オスメスともに人なつっこいですが、特にオスがなつきやすいでしょう。
ただし発情期になるとマーキング行為として周囲におしっこを飛ばします。
品質改良されて、穏やかでなつきやすい性格になっています。

本来ロップイヤーバニーは夜行性であり、お昼過ぎくらいまでは大人しく過ごすことが多いです。
そして夜になるとケージの中で遊んだり走ったりと活動的になる傾向にあります。
しかしながら賢いので、きちんとしつけることで夜も静かに過ごすでしょう。
ロップイヤーバニーは、鼻で音を鳴らすことで感情表現をする動物です。
声帯がないので鳴きません。
声帯はありませんが鼻で音を鳴らすことにより感情を表現します。
もう一つの特徴として、ロップイヤーバニーは好奇心旺盛です。
いろいろなものに興味を示して遊ぶことも大好きなので、見ていて飽きないでしょう。
甘え上手で、抱っこもできるうさぎが多いです。
しかしながら、飼い主の手抜きは見極める賢さも持っています。
丁寧に世話をすることで、よりなつく動物です。
繊細な面もあり、不注意から部屋の高いところから落ちないように気を付けてあげましょう。

ロップイヤーバニー(ラビット)のかかりやすい病気

ロップイヤーバニーがかかりやすい病気は、毛球症とソアホックです。

毛球症

ウサギは、猫と一緒で毛づくろいをしますが、猫のように毛玉を履き出せません。
そのために便秘や食欲不振を起こしてしまうのです。
これを毛球症と呼びますが、こまめなブラッシングをしてあげることで予防できます。

ソアホック

ウサギの毛足の毛が抜けてしまい皮膚が床擦れのようになって炎症を起こす病気がソアホックです。
炎症がひどくなると皮膚の傷口が深くなり、えぐれたようになってしまいます。

外耳炎・耳ダニ

ロップイヤーバニー(ラビット)は、耳が長いために、耳ダニ症や外耳炎にも注意が必要です。
人間と同じで、外の外耳に炎症が起きて腫れて傷むのが外耳炎です。
耳の中にダニが寄生してしまうと、耳ダニ症になります。
耳の病気においては、耳のケアを丁寧にしてあげることが予防になります。
ただし耳掃除で力を入れすぎたり耳垢を詰まらせたりしたときにも、炎症が起きるので気を付けましょう。

ロップイヤーバニー(ラビット)の飼育上でのポイント

トイレのしつけが重要

ロップイヤーバニーを飼う際に気を付けたいのが、トイレに関する事項です。
うさぎの尿は、そのままにしておくと固まり、尿石になってしまうのです。
そのため尿石に効くスプレーを使用するなどしてトイレ掃除をこまめに行う必要があります。
うさぎが隠れることができるトイレハウスを用意してあげると良いでしょう。

運動不足に注意

遊ぶのが好きな性格なので、1日1回はケージから出して活動させてあげることがおすすめです。
カーペットを敷いていると引っ掻くことがあるので気を付けなければなりません。
また体の大きさに合ったケージを用意することも重要です。
大型種のうさぎの場合は広いケージが良いですが、縄張りスペースが広すぎるとストレスになる場合もあるので様子を見ながら適切なスペースを考えてあげたいものです。

被毛、爪の管理

またうさぎは毛づくろいはしても耳の掃除は自分ではできません。
耳が長く耳穴が隠れやすいうえに細菌も入りやすいので、丁寧に耳掃除をしてあげることも大切です。
爪切りに関しては、抱っこされるのが苦手なうさぎもいるので、動物病院にお任せするのが安心です。

食事の管理

食事は基本的に、チモシーとペレットを与えます。
チモシーは切らさないようにしましょう。
ペレットの量は子どもの場合は体重の4%、大人になると5%が目安で、1日2回決まった時間に与えます。
食事はメーカーを変えると食べなくなることもあります。
おやつとしては、フルーツをあげると良いです。

室温への配慮が必要

ロップイヤーバニーは自分で体温調節ができません。
部屋の温度は夏は24~26℃、冬は20~24℃くらいに設定してあげると快適に過ごすことができるでしょう。

ロップイヤーバニー(ラビット)が加入できるペット保険

2020年7月時点でうさぎの保険を取り扱っていて、ペットショップ以外でロップイヤーバニー(ラビット)などのうさぎが加入できるのは損害保険会社のアニコム損保(どうぶつ健保ふぁみりぃ)と少額短期保険会社のSBIプリズム少額短期保険(旧日本アニマル倶楽部(プリズムコール®))の2社のみとなっております。
また、ペットショップでの購入時に加入可能な保険にはアイペット損保「うちの子キュート」という鳥を含めたエキゾチックアニマル専用の保険もあります。

ロップイヤーバニー(ラビット)がペット保険に加入する場合の注意点・ポイント

かかりやすい病気がわかっているため、できる限り若年で加入する

ロップイヤーはかかりやすい病気が分かっています。具体的には毛球症とソアホックや外耳炎などです。どれも初期段階では通院・投薬治療が主体となるため、通院補償付きのペット保険を検討するべきでしょう。



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