猫の保険

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このページでは猫の保険に関して詳しくまとめております。猫のペット保険への加入率の推移や必要性、猫の保険の選び方・比較方法や加入できる保険会社の種類、猫種ごとの保険に関して記載しています。

 

目次

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも猫の保険とは

猫の保険とは、家庭で飼育されている猫を対象とし、ケガ、病気により発生した動物病院で支払った診療費を補償するペット保険の一種です。現在存在しているペット保険会社15社では、すべての保険会社が猫を補償対象としています。
猫の保険は、基本補償として、通院、入院、手術いずれか或いはすべてを補償対象とし、商品が定める保障割合や限度金額、限度日数内で保険金が支払われる保険です。

 

猫のペット保険も加入数が増加傾向

猫の保険とは、猫がケガ・病気で動物病院にて通院・入院・手術などの診療行為を受けた場合に、かかった診療費を限度額や一定割合の範囲内で補償する保険です。
近年の猫ブームにより、猫の飼育頭数は犬の飼育頭数と同じ程度まで増加しており、徐々に猫の保険への加入も増加してきています。
ケガや病気はいつ起きるのかわかりません。他人事と考えず、検討する事が重要です。

猫の保険加入率推移

ペット保険の保有契約数NO.1のアニコム損保によると同社の猫のペット保険加入率は2013年と比べると2倍となっており、順調に加入が増えているようです。
アニコム損保の猫の保険加入率推移

(参照 令和最新版!「猫の名前ランキング2020」と「人気猫種ランキング2020」を一挙紹介! https://www.anicom-sompo.co.jp/special/name_cat/)

猫の保険はいらない?必要性あるの?

猫のペット保険の加入は伸びてはいますが、犬が10%程度に対して2%程度といわれ加入率に大きな差があります。加入率が低い理由として、もともと8割以上が雑種猫といわれており、ペット保険の加入経路として大きなペットショップでの加入が少ないからと考えられ、さらに完全室内飼いが進み、ケガ・病気をしないと考えられていることが大きな理由です。
一方で、以下①~③の理由で猫も保険に加入する必要性を検討する余地があります。

 

  • ①実は猫特有のかかりやすい病気がある
  • ②猫は平均寿命が15歳以上*と長寿のため、晩年に診療費がかかる
  • ③純血種の種類が増え、雑種と比べ健康管理が必要な猫が増えている

 

①実は猫特有のかかりやすい病気がある

雑種・混血種(MIX)、純血種を問わず尿石症・膀胱炎や毛球症、腎臓疾患がこれに該当し、全猫がかかえるリスクです。その他には異物誤飲による手術も意外に多いようです。
一方で、病気については、発症してしまうと保険加入が難しくなるような慢性疾患や内臓疾患を罹患することが多く、対象にならないなどの制限がついてしまうので、早めの検討が必要なのです。さらに純血種の猫にはそれぞれかかりやすい病気や、日本の気候に合わないことによる体調不良などもあり、雑種よりも病気やケガの罹患リスクが高い可能性があります。

 

②猫は平均寿命が15歳以上*と長寿のため、晩年に診療費がかかる

年齢別猫の診療費の推移

2013年にアニコムが発表している年齢別猫の診療費の推移をみると、晩年診療費が跳ね上がるのが確認できます。猫の平均寿命はというと、令和元年度版の日本ペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査によると、猫全体の平均寿命は15.03歳で、家の外に出る猫の平均寿命が13.20歳、家の外に出ない猫の平均寿命が15.95歳となっています。そのため、平均年齢まで生きた場合、上記のような費用がかかる可能性はまったく他人ごとではないのです。

高齢になればさまざまな健康リスクが発生するのは、人も犬も猫も変わりません。

③純血種の種類が増え、雑種と比べ健康管理が必要な猫が増えている

一般社団法人ペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査(https://petfood.or.jp/data/index.html)によると2010年時点では79.6%が雑種猫の飼育だったのに対し、2020年の調査では75.2%と雑種の猫の割合が4.4%低下しており、純血種の徐々に割合が増加しています。

一方でペット保険への猫種別の加入傾向はというと、アニコム損保の令和最新版!「猫の名前ランキング2020」と「人気猫種ランキング2020」では、加入数のNO.1はスコティッシュフォールドとなっており、これは12連覇ということで圧倒的な強さと言えます。このランキングでは、混血種は4位となっており、割合はわずか9.4%となっており、純血種はペット保険に入り、混血種は入らない傾向が鮮明になっています。
飼育頭数は混血種が圧倒的で、ペット保険は真逆の結果となっています。

これは、純血種はペットショップで購入することが多く、購入時にペット保険の案内がなされるからということと、①で述べた通り純血猫種にはかかりやすい疾病が傾向としてわかっているため、備えとして加入検討を考えやすい部分があります。

 

猫のペット保険会社一覧

下記が猫の保険を引き受けできるペット保険会社です。

損害保険会社

アニコム損保
アイペット損保
アクサダイレクト
au損保
ペット&ファミリー損保

少額短期保険会社

ペットメディカルサポート(PS保険)
楽天少額短期保険
SBIいきいき少額短期保険
ペッツベスト少額短期保険
日本アニマル倶楽部
日本ペット少額短期保険
イーペット少額短期保険

猫種別のペット保険の選び方

ア行の猫種

アビシニアン
アメリカンカール
アメリカンキューダ
アメリカンショートヘア
アメリカンボブテイル
アメリカンポリダクティル
アメリカンワイヤーヘア
アメリカンリングテイル
アラビアンマウ
アルパインリンクス
イジアン
ウラルレックス
エイジアン
エキゾチックショートヘア
エジプシャン・マウ
オイイーボブ
オーストラリアンミスト
オシキャット
オホサスレス
オリエンタル
オリエンタルバイカラー

カ行の猫種

カラーポイントショートヘア
カリフォルニアスパングルド
キプロスアフロディーテ
キムリック
キンカロー
クリッパーキャット
クリリアンボブテイル
コーニッシュレックス
コラット

サ行の猫種

サイベリアン
サバンナ
サファリ
ジャパニーズボブテイル
ジャーマンレックス
シャム
シャルトリュー
シャンティリー
ジェネッタ
シンガプーラ
スキフトイボブテイル
スクーカム
スコティッシュフォールド
スノーシュー
スフィンクス
セイシェルワ
セイロンキャット
セルカークレックス
セレンゲティ
ソコケ
ソマリ

タ行の猫種

ターキッシュアンゴラ
ターキッシュバン
チートー
チャウシー
デザートリンクス
テネシーレックス
デボンレックス
トイガー
ドウェルフ
ドラゴンリー
トンキニーズ
ドンスコイ

ナ行の猫種

ナポレオン
ネベロング
ノルウェージャンフォレストキャット

ハ行の猫種

バーマン
バーミーズ
バーレイニディルムンキャット
ハイランドリンクス
ハバナブラウン
ハバリ
バリニーズ
バンビーノ
ピーターボールド
ピクシーボブ
ヒマラヤン
フォールデックス
ブラジリアンショートヘアー
ブランブル
ブリティッシュショートヘア
ブリティッシュロングヘアー
ペルシャ
ベンガル
ボンベイ

マ行の猫種

マンクス
マンダレイ
マンチカン
ミンスキン
メインクーン
メコンボブテイル
モハーベスポッテド
モハーベボブ

ヤ行の猫種

ユークレイニアンレフコイ
ヨークチョコレート
ヨーロピアンショートヘア

ラ行の猫種

ライコイ
ラガマフィン
ラグドール
ラパーマ
ラムキン
ロシアンブルー

ワ行の猫種

 

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