フェレットのペット保険

フェレットのペット保険
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フェレットのペット保険とは

フェレットのペット保険とは家庭で飼育されているフェレット(マーシャルフェレット、マウンテンビューフェレットなど)を対象としたペット保険を指します。ケガや病気、誤飲、フェレットのかかりやすい副腎腫瘍、耳ダニによる外耳炎などで動物病院にかかり、通院・入院・手術の診療費が主な補償対象となります。

フェレットの病気やケガに関しては、「フェレットの病気・ケガの症状・原因・治療法・予防について」をご参照ください。
 

フェレットの保険を取り扱っているのは、損害保険会社のアニコム損保(どうぶつ健保ふぁみりぃ)少額短期保険会社のSBIプリズム少額短期保険(旧 日本アニマル倶楽部(プリズムコール®))の2社のみとなっております。また、ペットショップでの購入時に加入可能な保険にはアイペット損保「うちの子キュート」というフェレットを含めたエキゾチックアニマル専用の保険もあります。

フェレットのペット保険の必要性

フェレットにペット保険が必要かどうかというのは、フェレットのなりやすい病気や飼育上の注意を把握する必要があります。
フェレットは犬・猫・ウサギなどと同じように現在ではポピュラーなペットとして知られるようになってきましたが、いったいどんな病気にかかるのか、どんなことに飼育するうえで気を付ければいいのかというのはあまり一般に知られていません。そのため、ペット保険に加入できるということも認知度が薄い事柄です。

フェレットはイタチ科の動物ですが野生種ではありません。人間との関係性は3000年前からと意外に長く、家畜化された数少ない肉食種の一つです。穏やかで、非常に賢く、物覚えがよい動物です。狭い場所が好きでスルスルと入っていく習性があります。

フェレットの飼育上の注意として、様々なものを噛んで誤飲してしまう、狭い場所に誤って入りケガをする、炭水化物・食物繊維は消化できないなどがあります。こうしたことで、体調を崩す可能性があります。またフェレットのかかりやすい病気も存在しており、健康保険制度のないフェレットのこうした病気やケガへ治療は、一回数千円~数万円、手術となると10万円をこえることもあります。

高額になる可能性がある診療費の準備ができていないのであれば、フェレットのペット保険への加入の必要性はあるのではないでしょうか。

フェレットの年齢別の年間診療費(1頭あたり)

フェレットの年齢別の年間診療費(1頭あたり)

フェレットの年齢別の年間診療費は、3歳から目に見える形で増えていることが分かります。これはフェレットの平均年齢が5歳から10歳であることが考えられます。3歳ころから少しづつ病気が出やすくなり、早い個体では4~5歳になると老化が始待っている可能性があると考えられます。さらにインスリノーマというフェレットに多発する脾臓の腫瘍疾病の発生が4歳以上の中高齢期ということもあるでしょう。

年齢以上に注目すべきは金額の高さです。5歳を超えると平均年間診療が10万円を超えるという点です。犬猫並みに診療費がかかる可能性があるというのは、きちんと飼育前に認識しておきたいところです。

 

フェレットの診療費における疾患別構成割合

フェレットの診療費における疾患別構成割合

フェレットの診療における疾病別構成割合に関しては、消化器系や内分泌系が多いことが分かります。消化器系については様々な動物で発生する疾患ですので、特長としては内分泌系の疾患と言えます。

 

フェレットの疾患別・年齢別の年間診療費

疾患(大分類)0歳1~2歳3~4歳5~6歳
消化器疾患中央値9957133921796123220
平均値25294368344739249987
皮膚疾患中央値48364320486018860
平均値6474122071641333129
内分泌疾患中央値24796325084687269155
平均値235809455486709119572
全身性の疾患中央値8283162692430016740
平均値25356262053568164521
腫瘍疾患中央値6696297004399545952
平均値252917872274719118547


フェレットの疾患別・年齢別の年間診療費、フェレットの診療費における疾患別構成割合、フェレットの年齢別の年間診療費(1頭あたり)は以下を参照しております。
2-22~2-24対象:3,234頭(フェレット、0~6歳、男の子・女の子)
2017年4月1日~2018年3月31日までの間に、アニコム損保の保険契約を開始したフェレット(0~6歳、男の子・女の子)において、各疾患で請求のあった個体の診療費を集計した。※通院・入院・手術を含む

フェレットの診療費例

フェレットの保険  診療例

フェレットは耳ダニによる慢性的な外耳炎にかかりやすく、長期的な治療となるため結果的に高額な医療費が必要になります。また、副腎腫瘍については、フェレットの罹患しやすい疾患で進行すると生命に関わる病気です。治療として高額な手術が必要なケースもあります。
以下は、診療費例になります

 

症状名 副腎腫瘍(右副腎皮質過形成・良性)
診療費 ・通院費用(3日)¥25,710
・入院料 (8日)¥23,095
・手術費用(1回)¥79,275
・診断費用    ¥5,000
合計金額 ¥133,080

※上記は、SBIプリズム少額短期保険(旧 日本アニマル倶楽部)のデータに基づいています。


 

フェレットの保険 保険会社比較

フェレットのペット保険を取り扱っているペット保険会社アニコム損保と日本アニマル倶楽部について、会社規模や新規契約可能年齢、継続可能年齢など2社を比較しました。

 

保険会社名 アニコム損保 SBIプリズム少額短期保険(旧 日本アニマル倶楽部)
保険会社の種類 損害保険会社 少額短期保険会社
商品名 どうぶつ健保ふぁみりぃ プリズムコール®(うさぎ等小動物プラン)
商品プラン ふぁみりぃ50%プラン

ふぁみりぃ70%プラン

グリーンプランⅡ

オレンジプランⅡ

ブループランⅡ

ホワイトプランⅡ

賠償責任特約 あり なし
診断書費用保険金 なし あり
保険金請求方法 窓口精算
(提携外の病院は郵送・LINE保険金請求)
郵送
引受可能品種 マーシャルフェレットパスバレーフェレット、カナディアンフェレット、アンゴラフェレット、ニュージーランドフェレット、マウンテンビューフェレットなど マーシャルフェレットパスバレーフェレット、カナディアンフェレット、アンゴラフェレット、ニュージーランドフェレット、マウンテンビューフェレットなど
※加入可能な小動物でも【ワシントン条約等条約・条例により飼育が禁止されている動物・品種】はお申込みいただく事ができません。
新規引受可能年齢 0歳~3歳11ヶ月まで 生後30日以上満5歳未満
継続可能年齢 一生涯補償 満5歳未満
申込方法 お申込書の郵送申込
インターネット申込
お申込書の郵送申込
インターネット申込


 

フェレットの保険 プラン比較

フェレットの保険プラン比較""

フェレットの保険を販売しているアニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」と日本アニマル倶楽部「プリズムコール®」の各2種類のプランについて、補償内容と保険料についてまとめました。

新規での引き受け年齢の違いがございますので、ご注意ください。

 

 

アニコム損保のフェレットの保険「どうぶつ健保ふぁみりぃ」

補償プランはお手軽な保険料のふぁみりぃ50%プランとしっかり補償のふぁみりぃ70%プランからお選びいただけます。新規加入は0歳~3歳11ヶ月までです。
病気については30日の待機期間がございますのでご注意ください。

50%プラン

通院保険金 日額 10,000円まで 年間 20日まで
入院保険金 日額 10,000円まで 年間 20日まで
手術保険金 1回 100,000円まで 年間の手術回数 2回
保険料(円) 0歳 月払2,500 年払27,310
1歳 月払2,560 年払27,950
2歳 月払3,090 年払33,700
3歳 月払4,010 年払43,700
ペット賠償責任特約(任意加入) 1事故10,000,000円まで(1事故3,000円は自己負担)
月払140円 年払1,500円

 

70%プラン

通院保険金 日額 14,000円まで 年間 20日まで
入院保険金 日額 14,000円まで 年間 20日まで
手術保険金 1回 140,000円まで 年間の手術回数 2回
保険料(円) 0歳 月払3,360 年払36,690
1歳 月払3,430 年払37,370
2歳 月払4,160 年払45,400
3歳 月払5,450 年払59,400
ペット賠償責任特約(任意加入) 1事故10,000,000円まで(1事故3,000円は自己負担)
月払140円 年払1,500円

 

SBIプリズム少額短期保険(旧 日本アニマル倶楽部 プリズムコール®)のフェレットの保険(うさぎ等小動物プラン))

フェレットの保険は4つのプランからお選びいただけます。
新規加入年齢は、生後30日以上~満11歳未満まで。継続可能年齢も満11歳未満です。

また、全て補償割合は100%で保険料はそのまま変わりません。

病気については30日、ガンについては45日の待機期間がございますのでご注意ください。

 

グリーンプランⅡ

通院、入院、手術も手厚く保障。大きな安心を得たいあなたにおすすめのプランです。

入院保険金 日額 10,000円まで 年間 60日まで
通院保険金 日額 5,000円まで 年間 60日まで
手術保険金 1回 90,000円まで 通算して年2回
診断書費用保険金 年間 10,000円まで
小動物 保険料(円) 全年齢共通 月払い4,230 年払い46,560

オレンジプランⅡ

通院、入院、手術を保障するフルカバータイプのプラン。

入院保険金 日額 8,000円まで 年間 30日まで
通院保険金 日額 4,000円まで 年間 30日まで
手術保険金 1回 60,000円まで 通算して年2回
診断書費用保険金 年間 10,000円まで
小動物 保険料(円) 全年齢共通 月払い3,670 年払い40,400

 ブループランⅡ

通院・入院にポイントをおいたプランです。

入院保険金 日額 5,000円まで 年間 20日まで
通院保険金 日額 3,000円まで 年間 20日まで
手術保険金 保障されません
診断書費用保険金 保障されません
小動物 保険料(円) 全年齢共通 月払い2,270 年払い24,940

ホワイトプランⅡ

入院・手術にポイントをおいたプランです。

入院保険金 日額 10,000円まで 年間 30日まで
通院保険金 保障されません
手術保険金 1回 150,000円まで 通算して年2回
診断書費用保険金 年間 10,000円まで
小動物 保険料(円) 全年齢共通 月払い1,910 年払い21,080

 

  • 記載している保険料および保障内容等は2018年9月1日現在のものです。
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