パスバレーフェレットのペット保険

バスバレーフェレット
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このページは、カラーバリエが豊富で丸い顔が愛らしいバスバレーフェレットの特長やなりやすい病気などから最適なペット保険を比較検討するために情報をまとめました。バスバレーフェレットのペット保険をご検討の際にご利用いただければ幸いです。

バスバレーフェレットとは

バスバレーフェレットは、食肉目イタチ科イタチ属のアメリカ原産の動物で、野生種の原産国は、ヨーロッパやモロッコです。
フェレットにはたくさんのファーム(犬や猫でいう血統とブリーダーが合わさったようなもの)と呼ばれるものが存在していますが、そのうちの一つがパスバレーフェレットです。

ファームによってフェレットの大きさ、性格などにあらゆる特徴があります。
パスバレーフェレットは、アメリカ東部にあるペンシルバニア州に所在するファームで、1970年に繁殖が開始されました。
パスバレーという名前は、この種のフェレットの繁殖場がパスバレーファームという名前だったことから名付けられています。
フェレットのファームの中で最大規模と言われる大きなファームであり、日本でも流通が多く非常に人気が高いファームになっています。

パスバレーフェレットの輸入は生後間もなく行われていることから しつけもしやすいため、ペットとしても飼育しやすいのが特徴です。
丸い顔やしっかりとした体が特徴であり、寿命はおよそ6年から10年くらいと言われています。
病気にもかかりづらく、海外では13年生きたパスバレーフェレットもいたほどです。

バスバレーフェレットの容姿と特長

体の大きさ

体長は30cm~35cmでメスはオスよりやや小柄です。
体重はオスが1.8kg、メスが800g~1kgです。

被毛の色

パスバレーフェレットは、ほかのファームに比べて毛色が非常に豊富にあるため、日本でも人気が高いファームになっています。
バタースコッチ、シルバーミット、マークドホワイト、パンダカラー、スターリングシルバー、ブラックセーブル、シャンパン、ブレイズ、シルバーなどがあります。

社交性が高く多頭飼いにも対応できる

パスバレーフェレットを複数飼育したい場合ですが、基本的にフェレットは出荷された時点で去勢手術が行われているため、複数飼育しても安心です。
また社交性の高い動物ですので、多頭飼いしてもそれぞれが大きなトラブルを起こす心配もありません。

パスバレーフェレットの性格

パスバレーフェレットは、とても明るく遊びが大好きでやんちゃな性格をしています。
そのため日頃から飼い主が相手をして遊んであげるようにするとなつくようになるでしょう。
ただ気性が荒い個体もいるので、ペットショップで購入する際は比較的大人しそうな個体を選んで購入すると良いでしょう。
オスのほうが温厚で優しい性格をしており、動きもゆったりとしている印象です。
一方でメスはオスよりも性格がきつく、活発ではつらつとした性格の個体が多いです。

パスバレーフェレットのかかりやすい病気

比較的丈夫で病気にかかりにくいのが特徴です。
ただ、副腎疾患、インスリノーマ、犬ジステンパー、リンパ腫、フィラリア、耳ダニ、インフルエンザ、尿路結石などを起こすリスクがあります。

副腎疾患

副腎疾患は、腎臓の近くにいある器官で、肥大することで発生するのです。
性ホルモンの過剰分泌などで脱毛や前立腺肥大などによる排尿異常などの症状が現れます。

インスリノーマ

インスリノーマとは膵臓にできた腫瘍が原因となり、インスリンが大量分泌される病気です。
いつもよりぐったりしている場合や歩き方がおかしいと思ったら疑ったほうが良いでしょう。
甘いおやつや炭水化物を含んだ食事を控えると緩和するケースもあります。

犬ジステンパー

犬ジステンパーは、犬に見られる感染症なのですが、フェレットにもかかるリスクがある病気です。
特にフェレットがかかると致死率が高くなるので要注意です。
生後2ヶ月と3ヶ月、その後年に1回予防接種を打って予防します。

パスバレーフェレットの飼育の注意点

パスバレーフェレットを飼育するうえで、しつけや食事、健康管理に関しての注意点をまとめました。

噛み癖に注意

フェレット自体が子どもの頃に噛み癖が目立つ個体が多い点は注意しましょう。
もちろん個体差はあるので、噛み癖が目立たない場合もあります。
ただ、基本的に噛み癖はしつけによって治すことができ、大人になると人なつっこく温厚な性格になることも多いです。
ただ、噛み癖をそのままにしておくと飼い主がケガを負う可能性もあります。
子どものうちから噛んだ場合は、すぐその場で大きな声で叱るようにしましょう。
フェレットは人間の子どもと同じです。
やったその場で注意しないと、何に対して叱られているか理解することができません。
もし、叱ってもなかなか噛むのをやめないときは、噛まれている間に指を喉の奥へ突っ込んでみましょう。
えづいて気持ちが悪くなるので恐らく噛み癖を止めるようになるでしょう。
このほかにも鼻ピンをしながら叱ると、怒られていることがわかるでしょう。
ただしこうした痛みや不快感を伴うしつけは、程度が大切です。ケガや恐怖を植え付けない程度の強さで行う必要があります。
しつけに自信がない場合などは、かかりつけの獣医師に相談するなどしましょう。

食事に関する注意

野生種の場合は肉食性であるため小動物などを食べていますが、ペットショップで購入してペットとして飼う場合は、フェレット用の人工ペットフードを食べて育ちます。
ペットショップであらゆるメーカーのものが販売されていますので、それぞれの好みに合ったものを選ぶと良いでしょう。
ただ、フェレットは腸の働きが弱い個体が見られることがあるため、その場合は繊維質を含んだフードは避けるようにしましょう。

パスバレーフェレットが加入できるペット保険

2020年7月時点でフェレットの保険を取り扱っていて、ペットショップ以外で加入できるのは損害保険会社のアニコム損保(どうぶつ健保ふぁみりぃ)と少額短期保険会社のSBIプリズム少額短期保険(旧日本アニマル倶楽部(プリズムコール®))の2社のみとなっております。
また、ペットショップでの購入時に加入可能な保険にはアイペット損保「うちの子キュート」という鳥を含めたエキゾチックアニマル専用の保険もあります。

パスバレーフェレットがペット保険に加入する場合の注意点・ポイント

パスバレーフェレットもかかりやすい重篤な病気があり、若年で加入を検討すべき

3~5歳の中高齢期にインスリノーマ、副腎腫瘍・リンパ腫の3大疾病に罹患することが多く、一度発症すると、完治が難しい病気で加入自体もむずかしくなります。
これはフェレット全般に言えることで、バスバレーフェレットも例外ではありません。
ですので加入するのであれば、早いほうがいいでしょう。

誤飲は保険対象になるか

バスバレーフェレットもほかのフェレットと同じように誤飲誤食が多く、最悪死に至る事故です。ペット保険会社によって対象、対象外がありますので、よく確認し加入することをお勧めします。



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