オキナインコのペット保険 特長・健康管理・かかりやすい病気・けがのと予防

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オキナインコとは

オキナインコは中型サイズのインコで、体長29cm翼開長48cm体重100gほどの大きさです。ふっくらとした見た目をしていて、とても賢いインコです。胸の部分に灰色の縁入りの羽根があり、それが大きな特徴となっています。鼻の上につむじがあります。自然界での色合いは非常に地味で、天敵に襲われない様にあまり派手な色は付かない模様です。名前の由来はお爺さんっぽい見た目の「翁」から、オキナインコと付けられました。英語名は「Quaker Parrot」もしくは「Monk Parakeet」となっています。オキナインコの販売価格は60000円~で、平均寿命は10年から15年です。オキナインコが日本に入ってきたのは1980年初期頃と言われています。アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジル原産のインコで、ペットとして飼われていたものが逃げ出して野生化したものと考えられています。日本での生息地は神奈川県と三重県、兵庫県辺りです。

オキナインコの容姿の特徴

オキナインコの鳴き声は非常に大きく、アパートやマンションなどの集合住宅で飼うのは難しいぐらいの大きさです。防音性能に優れたマンションならいいかもしれませんが、それでも窓を開けた時には鳴き声が聞こえてしまうので、気を付けた方が良いでしょう。オキナインコは非常に寂しがり屋で呼び鳴きを繰り返す為、知られずに飼うのは難しいインコと言えます。オキナインコの大きさはインコとしては中型で、体長29cm、翼開長48cm、体重100gほどです。オスとメスとで差があり、メスはオスより10%
~20%小さいと言われています。オキナインコの毛色は、源色は緑色と灰色をメインとした、ややくすんだ感じの地味な色です。しかし品種改良が主にヨーロッパで行われ、今ではブルーやシナモン、コバルトなど、バリエーション溢れる毛色のオキナインコが存在しています。最近では日本でもそういった毛色のオキナインコが増えており、人気を集めています。

オキナインコの性格

オキナインコは非常に知能の高いインコで、インコの中ではヨウムの次に賢いと言われています。人の物真似も上手く、覚えさせると長い言葉も話す様になります。おしゃべりな性格から、人気が出始めています。知能が高いので輪投げやバスケットなどのインコ芸をよく覚えると言われています。人に対しては始めは警戒心を持っていますが、慣れて行くにつれて非常によくパートナーに懐きます。愛情を注げば注ぐほど信頼関係を築ける鳥と言えるでしょう。性格は非常に甘えん坊で、よく鳴き、パートナーの姿が見えないと甘えて鳴き声を上げます。その鳴き声が非常に大きい鳥なので、飼う時には注意が必要です。集合住宅ではなく一軒家だとしても、防音に注意を払う必要があるかもしれません。インコには珍しく巣を作る習性があり、枝を使って巣を作ります。その習性からか、ケージで飼っていたとしてもその縄張り意識からか、ケージの中に手を入れると噛み付いてくる場合があります。

オキナインコを飼育する際の注意点

コミュニケーションに関しての注意事項を挙げるなら、甘えん坊な性格なのでよく構ってあげる必要があります。姿が見えないだけで鳴き声を上げるぐらいなので、出来るだけ構ってあげる必要があります。遊び好きな性格でもあり、よくおしゃべりをしています。
複数飼育の場合の注意点は、とにかくよく鳴くインコなので、騒音の意味で気を付けた方がいいところがあります。そして小さな頃から一緒に育てていない場合は上手く行かない事も考え、ケージを2つ用意する必要があるかもしれません。
食事に関しての注意は、他のインコと同様に果実、種子、昆虫を食べますが、おやつの与えすぎや、人間の食べ物を与えない事に気を付けましょう。室温に関しての注意は他のインコと同様に、季節に合わせて調整した方が良いです。南米の鳥なので40度近くの気温は平気ですが、とはいえ20~30度程の温度にしておくと安心です。冬の最低気温は10度までは大丈夫と言われていますが、それより上ぐらいを最低として抑えておきましょう。

オキナインコのかかりやすい病気・ケガ

かかりやすい病気は、基本的には衛生面と食事面を注意しておく必要があります。ビタミンAが少ないと抵抗力の低下や痛風が引き起こされます。
カルシウムが少ないとクル病や産卵障害、マグネシウムでは骨格異常などを引き起こします。この様に食事の影響は体にでますので、偏りのないエサを与える事が予防法と言えます。注意すべきけがはケージで飼っていたとしても複数飼いの場合はケンカをする事もありますし、やり過ぎて肌をケガする事もあるでしょう。
複数でなかった場合はケージから出した時で、家具などに当たってしまったり、特にガラスに激突するのはよくある話なので注意してあげた方が良いでしょう。
そしてもちろん飼い主がうっかり踏んでしまうのが一番危険な事です。鳥なんだから自分で避けるだろう、という思い込みをせず、ケージから出している時はしっかりといる場所を確認してから動くよう心掛ける事です。鳥の骨は飛ぶために非常に脆いので、細心の注意が必要です。

 

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