イタリアン・グレーハウンドのペット保険

イタリアングレーハウンドの保険
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イタリアン・グレーハウンドとは

イタリアン・グレーハウンドは、大型犬のグレーハウンドを小型化し愛玩化した犬種で、名前の通り原産地はイタリアです。
ただしイタリアでは18世紀後半に戦争の影響で個体数が激減し、現在の血統を支えているのは19世紀前半にアメリカ大陸に渡っていたイタリアン・グレーハウンドたちです。
特徴的な容姿とコンパクトなサイズで日本でも「イタグレ」と呼ばれ人気ですが、四季のある日本の気候には合っておらず、細かな気配りが必要です。
 

イタリアン・グレーハウンドの容姿

ハウンド系(CI分類10グループのサイトハウンド)の中で、最小の犬種で、子鹿のような容姿で獅子は細長く、被毛も極めて短い犬種です。
歩き方も独特で子鹿が跳ね上げるような歩き方をします。

 

性格

気性は穏やかですが、繊細で神経質な面があります。飼い主や家族雰囲気の変化や環境の変化に敏感で感受性が強いため、ストレスをためやすく、体調を壊すこともあります。
グレーハウンドの猟犬的な運動神経も備えていますが、骨折や捻挫などケガをしやすいので注意が必要です。
 

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鳥・うさぎなど
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年齢

かかりやすい病気

イタリアン・グレーハウンドには、CDA脱毛症(カラー・ダイリューション・アロペシア)という遺伝的な疾患の好発犬種です。主に青色因子の被毛が脱毛する疾患で予防方も治療も確立されていませんが、命にかかわる病気ではありません。その他には突発性てんかんなどもあります。
外傷では、骨折が頻発する犬種です。
体重が軽く跳躍力があるものの骨は細く、四肢以外でも針金のように細い尻尾なども小さな接触で骨折してしまいます。また犬種として関節も細いため、個体によっては、膝蓋骨脱臼を起こすケースもあります。
 

年齢ごとの飼育についての注意点

イタリアン・グレーハウンドは、被毛が短く、特別なトリミングなども不要で穏やかな性格や体サイズなどは飼いやすい犬種ですが、日本の気候にあっている犬種ではなく、とくに寒さには極めて弱いため、冬には洋服を着せたりするなどのケアが必要となります。
以下ではイタリアングレーハウンドの各年代での注意点、注意すべき病気ケガなどをまとめています。
 

子犬期

子犬期は、活発で遊び好きですが、骨折や捻挫など外傷への注意が必要です。
椅子からの飛び降りや、ドッグランでの転倒などで簡単に骨折してしまうこともあります。また筋肉や関節も未発達なため、膝蓋骨脱臼を起こすこともあるので、フローリングなど滑りやすい場所での跳躍などにも注意しましょう。
また、CDA脱毛症や突発性てんかんなどの遺伝性疾患への罹患の可能性もあるので、細かな異変でも獣医師への相談をするようにしましょう。
 

注意すべき病気ケガ

CDA脱毛症(カラー・ダイリューション・アロペシア)
突発性てんかん
骨折
膝蓋骨脱臼
皮膚炎

 

成犬期

子犬と比べれば、筋力も安定しますが、引き続き骨折などの外傷には気をつけましょう。また、寒い時期は、子犬期を過ぎても洋服を着せ、散歩についても無理に行く必要はありません。
神経質な性格が変わりませんので、引っ越しや多頭飼いなどの環境の変化があった場合は特に健康に気を配りましょう。下痢や神経痛、脱毛などストレスによる症状を起こすこともあります。
 

注意すべき病気ケガ

骨折
膝蓋骨脱臼
皮膚炎

 

老犬期

老犬期になると、眼疾患、歯科系の疾患を罹患するケースが見受けられます。
特に歯のトラブルは多く、歯肉炎や歯周病から歯がぬけてしまうこともあるので、日頃から歯磨きなどをならすことも重要です。
目の疾患は遺伝性の疾患の好発犬種でもあり、罹患していなくても、年をとってからの白内障、緑内障のリスクは高い犬種です。物への衝突や室内での行動範囲の縮小などが見受けられた場合は検査を受けたほうがよいでしょう。
また骨折や膝蓋骨脱臼などのリスクはありますが、老齢になると運動量がかなり減る傾向にあるため、逆にケガしにくくなります。
 

注意すべき病気ケガ

歯肉炎
白内障
緑内障
膝蓋骨脱臼
骨折

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