トイプードルの保険

トイプードルの保険
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このページは、トイプードルの特長やなりやすい病気などから最適なペット保険を比較検討するために情報をまとめました。トイプードルのペット保険をご検討の際にご利用いただければ幸いです。

 

目次

 

トイプードルとは

トイプードルとは、水鳥を狩猟した際の回収犬だったスタンダードプードルなど体の大きなプードルを16〜17世紀頃のフランスなどで愛玩用に改良した犬種といわれています。
美しく抜け毛が少ない被毛と小さく愛らしい風貌で室内での飼育に向いていることから、20世紀以降も愛玩犬(ペット)として大変な人気があり、世界中で繁殖されており、日本でも最も飼育されている犬種として知られています。(2016年JKC飼育頭数調べ 76,393頭)
基本的には健康体ですが、身体的特徴としては、垂れ耳、密集した被毛、細い骨格であるため、様々な疾病にかかり易いと言われています。

トイプードルの容姿の特長

大きな目と長くカールした被毛が特長で、体重は3kg程度で体高は28~35cm程度です。毛色は現在では大変多くあり、JKCで認められている毛色はホワイト、ブラック、シルバー、グレー、シルバー・グレー、クリーム、カフェ・オ・レ、ブラウン、ベージュ、ブルー、レッド、アプリコット、シャンパンです。

ペットショップやブリーダーからトイプードルを購入する場合、希少性の高い毛色の場合高額で販売されていることがあります。気に入った毛色がある場合は口コミや比較サイトなどで調べるのも良いでしょう。

トイプードルの性格の特長

トイプードルは毛色で性格が異なると言われていますが、科学的な根拠はありません。

トイプードルの基本的な性格は、人懐っこく活発な性格ですので飼いやすい犬種です。さらにIQは非常に高く、純血種の中でもっとも賢いといわれるボーダーコリーついで賢い犬種といわれています。そのためしつけがしやすい犬種ともいえます。

一方で、しつけが上手くいかなかった場合警戒心の強い性格が表にでて、家族以外によく吠える問題犬になる可能性もあります。

トイプードルのかかり易い病気

基本的には健康ですが、被毛が密集していることで、皮膚異常を起こしやすく、骨折などのケガや関節疾患を起こすこともありますので注意が必要です。

外耳炎

垂れ耳のため、汚れが溜まり易く、蒸れ易いため、耳の中の炎症を起こし易いです。常在菌のマラセチア性の外耳炎などは、治りづらく長期の治療が必要になります。
治療については、主に通院と投薬で、1回当たりの治療費は数千円程度ですが、長期化するケースが多く完治までには時間がかかります。

皮膚炎

トイプードルはカールした被毛が特徴的で可愛らしいのですが、一方で、蒸れ易く、皮膚に汚れが溜まり易い為、皮膚の常在細菌が繁殖しやすく、ノミ・ダニなどの寄生虫感染を起こすと密集した被毛のため長期化し易いなど皮膚トラブルを起こし易い犬種と言えます。

そのほかにもアレルギー性皮膚炎を罹患するケースもあり、こまめなケアが必要です。
治療については、主に通院と投薬で、1回当たりの治療費は数千円程度ですが、長期化するケースが多く、アレルギー性の場合は完治が難しく生涯ケアが必要な場合もあります。

骨折

体の小ささと比例し、骨自体が細く、骨折し易い犬種です。散歩中に飼い主が誤って踏んでしまったり、ソファや椅子から飛び降りたりすることでも簡単に骨折してしまいます。
治療については、主に手術と入院、経過観察のための通院と投薬で、10万円以上の高額治療となります。

膝蓋骨脱臼

トイプードルの代表的な疾患で、膝関節(後肢)のお皿がズレ歩行が難しくなります。

アニコム損保と理研の調査によると、トイプードルの膝蓋骨脱臼は遺伝的な影響が強く関与すると発表されており、トイプードルの約7頭に1頭が有病といわれています。さらに、トイプードルの兄弟の中に膝蓋骨脱臼の罹患があると、ない兄弟と比較した場合、16.2倍も罹患率に差がでるということも分かったそうです。膝蓋骨脱臼を罹患するか否かは、トイプードルの兄弟に同疾病を罹患したものがいるのかを確認することは大切と言えます。

膝蓋骨脱臼には先天性異常の場合、後天性の傷害のケースがあります。症状としては、足を引きずる(跛行)けんけんをして片足を上げながら歩くなどがあります。初期段階では症状もありませんが、膝が緩いといった診断を獣医師から受けた場合すでにステージ1の可能性があります。

治療については、ステージによって異なり、初期段階では投薬治療で、悪化すると歩行が困難になるため、手術が必要になります。骨折同様10万円を超える高額治療になり入院・通院費用もかかります。
詳しくは、膝蓋骨脱臼(パテラ)の症状・原因・治療法・予防についてをご覧ください。

 

年齢ごとの飼育についての注意点

トイプードルの平均寿命は15歳程度といわれていますが、健康な日々を過ごすにはそれぞれの年代にあった日々の健康管理を行っていく必要性があります。

子犬期

迎え入れたばかりの場合、親から寄生虫感染をしているケースや、ペットショップやブリーダーの環境によっては、ケンネルコフを罹患しているケースもあり、先天性異常も7ヶ月前後で出る可能性があり、予防接種時の健康診断でよく確認しましょう。

活発な性格ですが、骨が細いため、ソファや椅子からの飛び降りでも骨折に繋がりますので注意が必要です。

注意すべき病気・ケガ

・ケンネルコフ
・大腿骨頭虚血性壊死(レッグペルテス)
・寄生虫症
・骨折

成犬期

トイプードルなどの小型犬は概ね1年で骨格の成長が終わり、成犬となります。子犬時と比べれば免疫モ安定し病気にかかりづらくはなりますが、遺伝性・先天性の関節疾患や、被毛や耳のケアが十分でないと皮膚トラブルを招くこともあるので、こまめなトリミングやシャンプーは大切です。

注意すべき病気・ケガ

・膝蓋骨脱臼
・マラセチア
外耳炎br>
・椎間板ヘルニア

老犬期

7〜8歳くらいからは老犬期にはいりますので、元気なこであっても、無理に激しい運動をさせないようにしましょう。10歳くらいからはどんどん抵抗力が弱まっていきます、老化により目の疾患や感染症、内臓疾患など、より一層体調の変化に気を使ってあげましょう。

注意すべき病気・ケガ

・白内障
・感染症
・心臓疾患

トイプードルがペット保険に加入する場合の注意点・ポイント

トイプードルがペット保険に加入する場合のポイントとしてあげられるのは以下です。

①子犬で加入することが重要

代表的な疾病が子犬の時点で罹患する可能性のある膝蓋骨脱臼である以上、罹患する前にペット保険に加入することが重要です。さらに外耳炎・皮膚炎なども子犬期から発症しがちで、健康であっても骨折などの事故も見受けられ、ペット保険を利用する機会が多い可能性もあるためです。一度かかってしまうと、補償対象外になる可能性を排除するためです。

子犬でなくても、トイプードルの代表的疾患にかかっていないのであれば、できる限り早く加入することが大切です。

②膝蓋骨脱臼・椎間板ヘルニア・外耳炎は対象になるか?

トイプードルで頻発する高額治療になりうる疾患が補償対象になるか否かを確認しましょう。
飼育頭数が多い犬種の場合、頻発する高額支払いの可能性がある疾病については免責になっているケースがあります。
また外耳炎や皮膚炎なども治療期間が長引く場合継続時に保証対象外となる可能性もあり、これらの確認も大切です。

③限度日数は継続時にクリアになるのか

膝蓋骨脱臼も椎間板ヘルニアも手術前、手術後、の治療についても考慮する必要があります。入院・通院が長引くことや再発も治療内容によっては0ではありません。
皮膚炎・外耳炎も含め、長期化・慢性化の傾向にある疾病を考えた場合、限度日数のあるペット保険の場合継続の際に、使用した治療日数は次年度クリアになるのかということは大きなポイントになります。

 

ここまで上げた3つのポイントすべてを網羅できるペット保険商品は、補償が大きい(保険会社が多くのリスクをとる)ため、比例して保険料が高くなることが多いでしょう。
逆に、万が一の場合のみに備え手術に特化したペット保険を選ぶという手もあります。
ペットへのケアを徹底し、家計とのバランスも考えお選びいただくことが重要です。

 

トイプードルのペット保険についての口コミ

犬は猫以上に種類によって、容姿や特徴の違いから飼育方法やかかりやすい病気も異なってきますので、ペット保険を選ぶ際は、犬種ごとに必要な補償を理解しておくことが重要です。
トイプードルであれば、皮膚疾患・骨折などのケガや関節疾患(膝蓋骨脱臼・ヘルニア)が補償対象であることと長期の治療に対応できるか、高額の手術も補償されるのかなどが重要なポイントになります。こうした内容はペット保険会社のサイトや保険代理店サイトなどでも比較することはできますが、ペット保険に加入している方の実際の口コミは気になるところです。
以下のリンク先 ペット保険グッチョイスのおすすめサイト「ペット保険小町」では、トイプードルのペット保険の口コミについて掲載しています。ペット保険加入の際のご参考になれば幸いです。

 
トイプードルの口コミはこちら > 

(ペット保険グッチョイスおすすめサイト「ペット保険小町」へ移動します。)

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